臨床検査技師になる方法

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こんにちは、ロベです。

どんな検査技師でも、

学校に入り、授業を受け、国家試験に合格して、検査技師として社会に出ます!

検査技師を目指すようになって、まず最初に決めることは学校選びです。

何を基準に学校を選ぶか

少しでも参考になれば幸いです!

検査技師になりたいけど、どうやって学校を決めればいいの?

国家試験の難易度ってどれくらいなの?

この記事は以下のような人におすすめ

  • 臨床検査技師をこれから目指す人
  • 臨床検査技師になるのに、学校選びに迷っている人

検査技師になるには

臨床検査技師になるには

大学や専門学校・短期大学などの教育機関で、

臨床検査技師の養成課程を受講し、国家試験に合格する必要があります。

学校

専門と大学の違い

専門と大学で大きく変わるのが、卒業までの年数学費です。

留年しなければ、専門で3年間大学で4年間卒業できます

 

学費はおよそですが、以下の通りです。

専門で約130万円/年(3年で400万円前後)

国立大学で60万円/年(4年で250万円前後)

私立大学で170万円/年(4年で700万円前後)

 

それぞれのメリットをまとめると、

大学のメリット

  • 附属病院があることが多く、現場見学や臨地実習先で係ることができる。
  • 4年間あるので、専門に比べて勉強がゆっくり出来る。
  • 就職先によっては大卒のほうが、給料が高いことがある。
  • 大学院に進む選択肢が増える。

 

専門・短大のメリット

  • 大卒より1年早く就職できる。
  • 大学より学費が安い。
  • 臨地実習では、期間が長いことが多い。

どんな勉強をするの

座学と実習がメインになってきます。

私が通った大学では、

午前は座学、午後は実習となっていて

常に実習のレポート提出期限に追われていました!

 

座学は、体内で起こる代謝や検査の測定原理などかなり幅広く学びます。

勉強のコツとして、

覚えることが多く苦労することが多いですが、

体内で起きている流れをつかむと丸暗記の必要がなくなり少しは楽になると思います!

 

実習は、心電図や脳波、採血、細菌の培養、標本作製、解剖見学など、こちらも様々です!

私が特に印象的だった実習は採血の練習で、

同意書を書いた上で友達同士で行うので、めちゃくちゃ怖かったです(笑)

臨地実習

3年後期~4年前期(専門だと2年後期~3年前期)になると

実際に病院へ行く、臨地実習が始まります。

学校によって異なりますが、大体2,3ヶ月の実習期間となります。

多くの実習生が学力不足を痛感しますが、

実際の現場からでしか得られない経験もたくさんあります。

学校を選ぶ決めて

学校を選ぶ決め手はいくつかあると思います。

前述したように、大学や専門といった年数

授業料通いやすさ偏差値学力学校設備などが挙げられます。

何を優先するかは、その人次第ですが最終的には自分で決めるしかありません!!

そのためにも、オープンキャンパスや施設見学に行き、

実際の雰囲気を感じるのが大事です。

 

ちなみに私の場合は、学校設備附属病院があるかどうかを重視して選びました。

国家試験

検査技師の国家試験は年に1回、毎年2月中旬に行われています。

試験は丸1日かけて行われ、

午前100問、午後100問の計200問になっています。

 

合格発表は、3月中旬に発表され、

合格には、6割(120問/200問)の正解が必要となっています。

※毎年、数問の不適当問題あり(採点から除外)

合格率

検査技師の合格率は、例年変動はあるものの約7~8割となっています。

また、新卒と全体での合格率を比較すると、約10%の差があり、

現役生のほうが既卒者に比べると合格率が高いことを示しています。

学校の授業をきちんと受け、

分からない箇所はしっかり解決していけば問題なく合格できるとは思いますが、

一度国家試験に落ちてしまうと、

来年の再受験までにモチベーションが保てなかったり、勉強が継続出来ない可能性があるので、

一発合格を目指しましょう!!

出典:厚生労働省「第6468回臨床検査技師国家試験の合格発表について」

学校の国家試験合格率について

学校を選ぶ決め手の一つに国家試験の合格率があります。

なかには『国試合格率95%以上』と打ち出している学校もあります。

しかし、実はこの数字には裏があります…

国試合格率は高いほうが学校の宣伝効果があるため、

国家試験を受けさせる前に、

一定以上の学力がないと国家試験を受験させないようにしています!!

つまり、落ちる可能性がある学生は最初から試験を受けさせていないのです。

そうすることで、国家試験の合格率を上げているので、

学校の打ち出している合格率はほとんど参考にしない方がいいです。

まとめ

今回は検査技師になる方法について紹介しました!

 

国家試験に受かり、臨床検査技師になってしまえば、

どの学校に行っても同じかもしれませんが、

私にとって、

学校選択は国家試験という一つの目標を超えるための大事なツールだと思います。

同じ目標に向けて一緒に過ごす友人との出会いの場にもなりますし、

その付き合いは社会に出てからも続きます!

よく考えて、自分の進路を決めていってください!!

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